これまで何となく(惰性で)東京三菱UFJ銀行をメインで使っていたのだけれど、2013年末の優遇内容改定で優遇がかなり渋くなってしまった。
とはいえ預けてあるお金を他行に移すにしても、その際に振込手数料を取られてしまうのも非常にもったいない。
そんなこんなで今まで何となく塩漬けっぽい状態になっていた。
そんな中、2014年5月にauから「au WALLET」と「プレミアムバンク for au」の発表があった。
内容はざっくりと書くとこんな感じ。
- au WALLET
- プリペイド型のクレジットカード(MasterCard)
- プリペイドの上限額は10万円
- 一回のチャージは5,000円〜25,000円
- じぶん銀行からチャージを行うと、チャージ額が+5%増額(2014年末まで)
- プレミアムバンク for au
- ATM手数料(実質)0円
- 振込手数料(実質)0円
元々じぶん銀行は東京三菱UFJ銀行とKDDIが設立したこともあって、東京三菱UFJ銀行〜じぶん銀行間の振込手数料は0円。
つまり、東京三菱UFJ銀行 → じぶん銀行 → 他行 と移せば振込手数料なしで全額移行できそう。
また、au WALLETは最大10万円という制限はあるものの、実質的には還元率5%超のクレジットカードとして使えそう。
自分的にはメリットも大きそうなので、たまたまMNPの弾用に持っていたauの(0円維持)回線を使って早速この2つに申し込んだ(5月下旬)。
じぶん銀行の新規口座開設キャンペーン
じぶん銀行は、「デビュー応援プログラム」と銘打って5つの新規口座開設キャンペーンをやっている。(2014年6月現在)- 円定期預金(3ヶ月もの) 金利0.2%→0.6%
- 外貨預金 円→外貨預入時の為替手数料相当額をキャッシュバック
- 外貨預金 米ドル定期預金(1ヶ月もの) 実質年率3%
- 円仕組預金 最大5万円プレゼント
- FX FX口座開設&1万通貨以上の取引で5万円プレゼント
今回じぶん銀行は単なる通過点なのでこれらのキャンペーンにはあまり興味はなかった。
しかし、振込手数料0円(プレミアムバンク for au)が6月下旬スタートだったので、円定期預金の金利アップくらいなら利用してもいいかな、という気がした。
でもただ定期預金を組むだけでは面白くないので、何とかして金利を最大化できないか調べてみた。
定期預金の金利最大化
定期預金の金利について調べていたところ、定期預金最適化シミュレーターというものを見つけた。このシミュレータを使ってみたところ、1,333円/1,999円/2,666円/3,332円/3,998円いずれかの定期預金を組むと端数処理の関係で税金として引かれる額が0円になり、金利0.6%が丸々適用されるらしい。
(それ以上の金額になると、金額の上昇に伴い0.478〜0.479%へ漸近)
ということで、東京三菱UFJ銀行 → じぶん銀行 と移したお金を(au WALLETに入れる額を除いて)3,998円の定期預金×Nにしてみることにした。
一つ問題があるとすれば、じぶん銀行で定期預金を組むときには複数まとめて組むことはできず、1つずつ組むしかないこと。
手動でやれないこともないけど… 回数が多いのでできればやりたくはない。
何とかしてブラウザ上で行う操作を自動化できないか…?
GUI操作自動化
WindowsにはUWSCというGUI操作記録・再生ソフトがある。これを使うことで 自分で操作したものを記録 → 出力されたスクリプトを編集(不要な操作削除/操作追加/N回繰り返し) → 再生して自動化 ということが楽に出来た。
今使っているのはUbuntuなので、Linuxにも同じようなものがないか探してみた。(wine使えばUWSCも使えるのかもしれないが…)
調べた結果、xautomation が割と良さそうだった。
xautomation は マウスの移動/クリック/キー入力 を行うコマンドをそれぞれ提供していて、使う側はこれらのコマンドをシェルスクリプト等に記述することで自動操作ができるようになる。
UWSCと違って自分の操作を記録することはできないが、記録できなくて困るのはマウスの移動先の座標取得くらいなので、そのあたりは手動でなんとかする。
何度か試行錯誤した結果、金額の入力、預入期間の変更、満期になった際の取り扱い それぞれの変更とその後のボタン押下もできることを確認した。
(画面サイズやブラウザの位置で変わってしまい汎用性がないので、スクリプトそのものの貼り付けは割愛)
これで自動化ができる!
参考
(追記)
じぶん銀行の定期預金は300件が上限らしい。
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