2014/02/09

自炊環境構築

自炊

漫画やら小説やらを少しずつ買い続けた結果、本棚に入らない本が平積みになってしまっている。
ただでさえ狭い部屋なのにこれ以上狭くなるのはつらいので、電子化を考えることにした。

手持ちの本を電子化する場合の選択肢はこの3種類。

  • 代行業者
  • 自炊機材レンタル
  • 自炊機材を購入

代行業者

自炊代行

一冊100〜200円程度(+送料)で裁断〜スキャンまでやってもらえるサービス。
スキャンは300dpi&一冊のページ数が多い場合は追加料金になる業者が多い。

裁断代行


本の裁断のみの代行サービス。
一冊数十円程度(+送料)。

(参考)

自炊機材レンタル

裁断機とスキャナのセットを一週間数千円や一ヶ月一万円程度でレンタルが可能。
一日あたり何冊程度処理できるかよくわからないので、費用面で代行業者や機材購入と比べるのが難しいところ。

(参考)

自炊機材を購入


自炊に必要なのは裁断機とスキャナ。
それぞれについていろいろ調べてみた。

裁断機

いろいろ調べたところ、裁断機は全体的に大きい。狭い部屋なことを考えると、少しでも場所をとらない方がありがたい。

という観点で調べると、それなりの枚数を裁断できるものであればハンドルをおろした状態で収納できるDurodex 200DX(\37,800-)がよさそう。
もしくは、一度に裁断できる枚数は少ないが圧倒的に安いCARL DC-210N(約\9,500-)か。

上記裁断代行の値段を考えると、Durodex 200DXなら400冊、CARL DC-210Nなら100冊以上裁断するなら買ったほうが安そう。


スキャナ

メインで使っているマシンがUbuntuなことを考えると、Linuxで使えるスキャナなことが望ましい。
Linuxでスキャナを使う場合、SANEを使ってスキャナにアクセスするのが一般的らしい。

自炊用で使われているスキャナについて調べたところ、候補がいくつかに絞られた。

  • 富士通 ScanSnapシリーズ(特に2009/02発売のS1500や2012/11発売のiX500)
    SANE対応済(S1500:complete, iX500:good)。
    一番メジャーなシリーズ。価格は3万円台後半〜4万円台前半。
  • Canon DR-C125 (2011/07発売)
    SANEではuntestedになっているが、Canon EuropeのサポートページにLinux用ドライバ(SANE backend用)があるのを発見。
    価格は2万円台後半。
  • EPSON ES-D350 (2012/05発売)
    SANE対応済(good)。
    2013/11に後継モデルのDS-510が発売された。さすがにこちらはドライバがないかと思ったが、セイコーエプソン株式会社が提供するLinuxドライバの中にDS-510も含まれていた。
    価格はES-D350、DS-510ともに3万円台前半〜中盤。
  • ブラザー ADS-2500W (2012/10発売)
    公式のLinuxドライバがある。
    Webの設定管理機能があったりPCを介さずクラウド上に保存する機能があったりと他社とは少々毛色が違う感じ。
    価格は3万円台前半。

400冊程度スキャンするなら自炊代行より買ったほうが安くなりそう。

ScansnapはLinuxで使った/使えたというblog等々見つかるので問題なく使えそう。
それ以外はそういった記事が見つからず、ドライバはあるもののホントに使えるのかが微妙によくわからない。

(参考)

ではどうするか?


家にある本は350〜400冊程度、これからも増えるんだろうな〜 ということを考えて一式揃えることに。
ということで下記2点を購入。
特にスキャナはUbuntuでどこまで使えるか半分博打なところはあるけど、それはそれで楽しめそう。

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